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村山修二郎さん《京島路地園芸術祭》はじまりました。

木造家屋が肩を寄せ合うように立ち並ぶ京島エリア。
路地を散策していると、何だかホッと落ち着くのは、
軒先に飾られた鉢植えの存在が大きいと思うのです。
手を入れすぎず、自然に任せて、でも愛情を持って育てられている鉢植えたちは私たちの目を楽しませ、心まで潤してくれます。

そんな《路地園芸》をテーマとした《京島路地園芸術祭》が始まりました。
「区民参加型の企画で、人との結びつきを大切にしたものにしたい」
と村山さんはメーリングリストに書いています。
路地園芸のスポットを巡るスタンプラリーやマンモス公園での鉢灯籠のライトアップ、
京島のお宅から一つずつ借りてきた鉢植えたちが一堂に会する「墨東まち見世ロビー」の展示など。
まさに地元の人々の協力があってのイベントです。

オープン前日の11月14日は「まち見世ロビー」の大改装。
壁の棚を外して、荷物を片付け、壁の色を塗り替えました。

向かって右の壁は白いペンキで。
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左の壁は金色に。金のペンキはないそうで、日本画に使う金色の粉を溶いて塗りました。
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細部までハケでていねいに。村山さんの奥さま。帽子作家さんです。

京島のお宅から借りてきた鉢植えたちが、翌日には……
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金の屏風を背景に晴れ舞台。

淡いすみれ色が味わい深い菊の花、
つるの伸び方がおもしろいもの、
一見可憐なのにトゲがびっしり付いているバラの一種、
中央に座しますのは、午前中の強風まじりの雨で茎が折れてしまった深い赤い色の花。
「あら、あら。別の鉢、持っていく?」と言うお家の方に
「いえ、こちらで」と村山さん。支柱と紐をお借りして、大切に運びました。

鉢植えを借りに何軒が訪ねるうちに、段々、地図で確認しなくても、
「あ、あそこのお宅じゃない?」と雰囲気で何となくわかるようになってきました。
選ばれた鉢植えは、どれも主張せず、ひっそりと佇んでいたもの。
でも、いずれも味わい深く、「よくぞ見つけてくれました」といったものばかり。
左下の「金の成る木」は、「もっと大きいサイズの物も勧められたんだけど、こっちの方が生命力がある気がして」と村山さん。
ご自身の中に、ぶれないイメージが、しっかりとあるようす。
それぞれの鉢植えに個性があるのに、不思議と調和しているのは、そのためかもしれません。
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白い壁には、村山さんが即興で描いた絵が。画材は、工事現場で切り倒された木の葉っぱ。
会期中、少しずつ描き足していくそうなので、その変化も楽しみです。

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「キラキラ会館前広場」には、地元の花屋さんなどの鉢植えが大集合。
展示準備をしていたら、向かいの家具と草花のお店「山賀家具センター」の方が
ジャスミンの鉢植えをプレゼントしてくれるといううれしいサプライズが。
屏風の裏には、今回の展示に協力してくださったお宅の《路地園芸》の写真とエピソードが展示されています。
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オープニングパーティーには「まち見世ロビー」並びの
「山田屋薬局」の藤井さんも駆けつけてくれました。
京島の歴史に詳しく、アートとまちづくりについての活動もなさっている方。
「今回の企画も、藤井さんの協力なしでは、実現できなかったと思います」と村山さん。
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村山さんのお知り合いの装丁家さんいわく、
「昔からある町は、銭湯を中心に広がっている。商店街は銭湯の城下町。だから銭湯の屋根ってお寺やお城みたいでしょ」などなど、町と商店街と人の暮らしについての興味深いお話が繰り広げられました。

村山さんはこれまでにも墨東エリアで地元の人とのアート活動をしてきましたが、
「本所、向島、そして今回の京島と、地域ごとに町や住人の雰囲気が全く違う」と言います。
そんな町の空気の違いを肌で感じながら、墨東まち見世スポットを巡ってみてください。
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宴の後、何かひらめいたのか、熱心にメモを取る村山さん。

以上、サポーター初心者、いずみがお送りしました。
(急きょ、ブログ初挑戦。メモとか取っていなかったので、
 名前などに間違いがありましたら、ご指摘ください。よろしくお願いします)

写真は、事務局のとおやまさんです。

テーマ : ギャラリー展示案内
ジャンル : 学問・文化・芸術

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